夏には遮熱機能(熱を反射)を発揮し、冬は断熱機能(低熱伝導特性)で建物内からの熱の移動を抑えて冷暖房効率を向上させる事が出来ます。
断熱塗料は外壁や屋根だけでなく室内にも塗布することで、高反射特性とさらに低熱伝導特性によって、従来の断熱材と同様に断熱効果を発揮します。その結果、夏は冷房効率を、冬は暖房効率が上がることで省エネ化を実現します。
断熱のしくみ
特殊中空ビーズ“Eden”による低熱伝導特性
中空ビーズを約50%配合。たった2回の塗布で必要膜厚に仕上げることが可能となり、高い断熱性能を発揮します。
DATA
ANGEL塗装前後室温比較(体育専用施設)
試験時期:8月下旬〜9月上旬 屋内練習場(N高等学校)屋根に塗布
塗装後は屋根表面温度や屋根裏温度が大きく下がっています。また、塗装前は外気温より高かった室内温度が、塗装後は外気温より低くなっています。こうした広い建物では冷暖房の効率も悪いため、夏場の室温を外気温より下げることができたのは大きな成果です。
上のグラフはエンジェルK塗付による効果の一般的な数値ですが、工場、その他専用施設など、さらに広い空間での計測では屋根裏温度が約40℃下がった実例もあります。